
そして5月末。ちょうど最初の定期テストが終わった頃。私はふとA君のことを思い出しました。初めてのテスト、力を発揮できたのかな?気になって、A君ご自宅に手書きのメッセージを添えて葉書を送りました。
数日後、A君本人から電話がありました。
「室長!葉書ありがとう!!」
「おぉ久しぶりだな。元気か?サッカー部入ったのか?」
A君、一瞬口ごもりました。
「うん、入ったよ…いや実はね、テストやばかったんだ😔」
「そうか…」さっそくA君とお母様と学習相談を実施しました。

中学生の時得意だった数学は、数Ⅰは平均点に食らいつくも数Aは失敗。そして英語は覚えることが多いし、授業もよく分からない。
すぐに学習相談を設定して、A君とA君のお母様にいらしていただきました。
ここで、最初のスタートダッシュが上手くいかなかった理由が明らかになりました。
① 始めは授業内容が易しく感じたため、直線にテスト勉強を追い込めば大丈夫と油断した。
② 授業内容が急に難しいと感じるようになったが、追いつけなくなった「A君、高校の学習は『予習』が必要なんだよ」
「えっ、習ってないこと勉強するの?」
中学生までは復習メインで学習していたわけですから、「予習」ときけば誰でも不安になりますよね?
大事なのは「内容を理解してから授業を受ける」ことではなく、「授業で理解する準備」をすることです。例えば数学なら、授業前に
「今日は二次関数をやるんだな」
と知っているだけでも、授業中の理解が深まります。予習に時間をかけすぎる必要もなく、「10分~15分」でも十分に効果があります。そしてこれを毎日継続することでが大事です。
A君は再び英才で授業を受けることになりました。テストでうまくいかなかった数Aと英語の見直しをしつつ、次の定期テストに備えています。学習内容で少しずつ手ごたえを感じているのはもちろん、最近では大学や将来の話をするようになりました😄

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